青山学院大学2017年度学位授与式が2018年3月24日(土)青山学院記念館にて開催された。総合文化政策学部の学生たちは午後1時30分からの午後の部に出席し、学院関係者や父兄たちに見守られながら、厳粛な雰囲気の中で式典は挙行された。前奏、讃美歌、聖書朗読、祈祷、合唱と進行した後の三木義一学長および梅津順一院長による学位記授与では、総合文化政策学部の野口遥花さんが総代として学位記を受け取り、その後、一同での校歌斉唱、院長による式辞、学長による告示、校友会による祝辞と続いた後、卒業生代表として総合文化政策学部の渥美真彩さんが答辞をおこなった。

渥美さんは答辞の中で、総文での学生生活を「絶えず様々な文化・芸術に生で触れ、また本学の先生方や同級生・先輩たちと出会い、驚きの連続」と振り返った。そんな学習環境で、ご自身は、様々なプロジェクトに参加して能動的に取り組む機会を得たこと、村上春樹の文学が世界中の人に支持されている理由の一端を知りたいという想いから『騎士団長殺し』をテーマに選び、卒業論文に取り組んだことなどを紹介。4年間の学生生活で一貫していたのは、「なぜ?」という疑問を掘り下げる機会に恵まれていたことだそうだ。「様々な疑問は次第にいくつかの答えとして、また私自身を動かす動機としてまとまっていき、今では自分の根幹を支える、大切な一部にまで変化しているように思えます。それは知らない世界を知り、それをじっくりと考える環境が整っていたこと、そして思考のヒントを様々な場面で、様々な人たちに頂いたからにほかなりません」と述べ、「文化をプロデュースする」ことを標ぼうする総合文化政策学部という環境をつくりだしているすべての人々への感謝を示した。

学位授与式の後、卒業生たちは教室に移動し、ひとりひとり学位記を受け取った。同日午後4時からは講堂にて大学院学位授与式も行われ、その後修了生へも交付がなされた。当日は、青山学院大学に学んだ全学部生・大学院生が集結し、袴姿やスーツ姿の卒業生や父兄で溢れたキャンパスでは、そこかしこで記念撮影がされ、在学生たちが卒業生の門出を祝う姿も見受けられた。青山のキャンパス全体が、それぞれの門出を祝福する雰囲気に満ちていた。