伝える“総文”――オープンキャンパス2018レポート

2017年8月3~4日のオープンキャンパスでは、総合文化政策学部のことをもっと知りたい受験生たちに向けて、教員と総文生による総文紹介のプレゼンテーションが行なわれた。

立案から運営まで、総文生が主体的に進めたこの企画の始まりは会場の画面に映し出される動画だ。「文化の消費者から文化の制作者に生まれ変わる場」「社会の常識を疑え」など“総文”という場を表わす言葉が次々と飛び出す。続いてそつのないMCが入るが、誰もが気になる総文生の一日を映像を交えつつ、学生目線で解説される。 その後、会場に集まった受験生にスマートフォンを利用したアンケートも実施。アプリ上で質問をテキパキと受け付け、即答していった。受験生たちのアンケート結果や質問は、リアルタイムにスクリーンに映し出され、それを受けた総文生たちのトークを通じて立体的に総文が浮かび上がってくる。年齢の近い学生同士らしい双方向的な趣向だった。

「文化をつくってゆく。文化をかたちにする。文化をデザインする」――堀内正博学部長は、学部のミッションについて短い言葉で端的に解説。ただし、対象とする「文化」の領域は、美術・芸術にとどまらず、社会制度まで幅広く含むとした。 文化をプロデュースするには、理性と感性と行動力が必要。座学だけでは到達することができない。そのため、カリキュラムの特徴のひとつ「ラボ・アトリエ演習」では、現実のプロジェクトに参加して現場の実体験を通して学ぶ。 メディア、まち、アートマネジメントの3つの専門分野それぞれに、理性と感性を考えるフェーズと関連して、行動を伴うフェーズが用意されている。実践の場に身を投じることは、実践的な英語教育と共に学部のカリキュラムの特徴だ。総文生の進路は幅が広く、高い就職率を保っていることも紹介。

他にも、2日間にわたり、別室で、小論文や英語についての入試ガイドや、学生による個別相談会が開催された。国内各地から訪ねてきた高校生や保護者が、学生たちに率直な質問を寄せ、学生たちも現役ならではの実感のこもった説明でこれに応じていた。

このオープンキャンパスで、いろいろな角度からの受験生と総文とのコミュニケーションに多くの高校生たちが参加。総合文化政策学部で学ぶことの理解を深めてくれたに違いない。