Aoyama Community Laboratory

青山コミュニティラボ
青山コミュニティラボ(Aoyama Community Laboratory: ACL)は、 青山学院大学に2008年に設置された学部、総合文化政策学部(School of Cultural and Creative Studies: SCCS)の附置研究所です。青山近隣を中心に、クリエイター、アーティスト、文化産業、公共組織などの協力機関と連携し、21世紀の文化やアートをともに創造し、世界に発信することを目的として設立されました。「 青山学院アスタジオ」という施設の2階に位置し、プロジェクトルーム、メディア編集室、メディア・ステーション等の設備をもっています。

総合文化政策学部(SCCS)=アカデミック・コア
SCCSは、文化という人間にとって不可欠な領域に注目しながら、各分野を横断し、新しい視点からその創造を考え、また実践していく人材を育成することを目的に創られた学部です。青山の街の中で文化を総合し、集積するデザインの力のアカデミックコアとなります。
青山コミュニティラボ(ACL)=アカデミック・コモン
ACLは、SCCSと両輪となって、「プロジェクト型教育」というダイナミックな手法により、世界のどこでも創造的な活動ができる人材を育成する場であり、知と感性、アカデミズムと現場が一体となり、21世紀のかたちをデザインしていくための共同の創造空間=アカデミック・コモンです。
青山の街そのものをキャンパスに、あるいはラボラトリー(研究施設・工房)とし、学生の皆さんが、ACLを通じてSCCSから常に創造的「知」の養分を得ることができ、日本のどこでも、世界のどこででも、あるいは誰とでも、文化の創造活動に入っていける環境を目指しています。
ACLの活動

ACLの活動は、研究活動でもあり、学生への教育でもあり、地域貢献でもありますが、より大きな意味では、青山という空間特性を活かし、文化やアート、デザインの国際センターを目指してゆく活動です。
そこではさまざまな協力機関との情報交流の「場」を提供すると同時に、SCCSの豊富な専門知識を提供し、多彩なプロジェクトを立ち上げてゆきます。
1.情報の提供及び発信
青山を中心に、文化・学術・アート・デザインなどのイベント情報を発信します。
2.インターンシップマネジメント
協力機関へのインターンの派遣をマネジメントし、地域を通じた人材の育成を目指します。
3.共同研究・委託研究
文化・学術・アート・デザインに関わるさまざまな独創的な共同研究を、コミュニティや各種協力組織などと協働して推進します。
4.事業の共同企画及び斡旋・プロデュース
文化・学術・アート・デザインなどについての優れた研究成果を活かした共同事業を、コミュニティや各種協力組織などと協働で支援します。
5.政策立案及び提案活動
文化・学術・アート、デザインなどについての政策の立案・提案、およびコミュニティや各種協力組織を通じての実現を目指します。
組織概要

ACL所長 | 杉浦勢之 |
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アカデミックディレクター | 福田大輔 |
クリエイティブディレクター | 井口典夫 |
ACLアドバイザー
運営にあたって、右のアドバイザーが参画・協力しています。 |
日比野克彦氏(アーティスト)
柏木博氏(武蔵野美術大学) 小林武史氏(ミュージシャン) 小林康夫氏(本学大学院特任教授・東京大学名誉教授) 松岡正剛氏(編集工学研究所) 箭内道彦氏(クリエイティブディレクター) ほか(ABC順) |