【終了】 盛況のうちに無事に終了しました。

(当日のレポートは こちら

IMG_2825_02

文化のデザイン-三宅一生・デザインの<希望>  小林康夫特任教授講演

7月16日に実施される青山学院大学大学院説明会の後、総合文化政策学研究科では、小林康夫教授によるトークイベントを実施します。特に本研究科の受験を考えている方に向けて、研究科に関する質疑応答の時間も併せて設ける予定です。

参加をご希望される方は、メールにて下記事項を記載のうえ、7月8日(金) 14日(木)までにエントリーいただきますようお願い申し上げます。奮ってのご参加をお待ちいたしております。

日時 :2016年7月16日(土) 

     開場16:45、開演17:15 (18:50終演予定)

会場 :青山学院アスタジオ地下ホール

参加無料

トークイベント概要:「文化のデザインーーー三宅一生・デザインの〈希望〉」

 青山学院大学は、東京のデザインエリアの中心ともいえる、六本木~青山〜渋谷のエリアに位置しています。このキャンパスにいまから10年前に設立された、総合文化政策学部・研究科は、東京という文化都市の現場から出発して、21世紀における都市の文化デザイン政策を研究し、学んでいこうとしています。過去の事例を研究し、現在を分析し、未来をデザインするそのような研究発信拠点となることがわれわれの願いです。しかし、そのためには、「現場の知」を備えた人々が集まり、相互にコミュニケーションをとりながら、デザインの創造的な力を高めていく必要があります。東京オリンピックの開催が決まり、世界から東京が注目されるこの時にこそ、われわれの「未来」を開くデザインの思想が問われているのです。 

 では、「未来」を開くデザインの力とはどのようなものか、1970年以来一貫して世界をリードするデザインを展開してきた三宅一生のデザインこそ、そのような問いに答えてくれるのではないでしょうか。日本の伝統に根づきながらも、それを新しい現代的な、いや、未来的な仕方で展開し、世界に通用するまったく新しいものにつくりかえた三宅一生のデザインの思想は、われわれにデザインという行為の真の創造性がどのようなものであるのかを教えてくれると思われます。今年春、新国立美術館で、三宅一生のデザインの全貌を集約した展覧会「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」が開かれていましたが、そこからなにを学ぶことができるのか、をここで考えたいと思います。自己を繰り返すことに甘んじることなく、つねにまったく新しい次元へと思考と創造を進めていく三宅一生の仕事こそ、われわれにとっての「希望」であるからです。

小林康夫教授7